乳歯は将来の歯並びに大きな影響を及ぼします
「乳歯はどうせ抜けてしまうから治療しなくてもいいだろう…」そう思っていませんか? 乳歯は確かに抜けますが、抜けた後に永久歯がすぐに生えてくるわけではありません。 永久歯は歯の根が2/3程度出来上がったタイミングでしか生えてこないのです。 その前に虫歯になった乳歯を抜いてしまったら、しばらくの間は歯がないまま過ごすことになります。 成長期のお子様にとって、噛むことが正常に行えないことは、お口の周辺の顎の骨の成長に重大な影 響を及ぼします。顎の劣成長を招くことになり、充分に成長していない顎の骨は、永久歯が生えてく るスペースが足りないことになります。
しかし、スペースが無くても永久歯は生えてこないといけないので、正常な場所以外のところから生
えてきてしまいます。実はこの「スペースが足りない」という状態が、「歯並びが良くない」ことの原因なのです。
乳歯には「噛む」という役割の他に、生えてくる永久歯のためにスペースを確保するという重要な役割もあるのです。
虫歯検査
Inspection
レーザー虫歯検査器
大人の虫歯に比べて自覚症状が少ないので、お子様が痛みを訴える頃には深刻な状態になっていることが少なくありません。レーザー光の反射を解析し、わずかな歯質の変化も見逃さない虫歯検査器です。初期の虫歯は肉眼ではなかなか見つけられませんが、こちらの機器で初期の虫歯を発見することができます。
だ液検査
虫歯になりやすいかなりにくいか、それを分けるのは、歯磨きの回数や方法だけではありません。実は、そこには「その人のだ液がどんな性質か」が大きく影響しているのです。
だ液検査は、WHO(世界保健機構)の調査でも使われている最新の科学的検査法です。